NHK『バタフライエフェクト 台湾 “逆境”を超えて』を観た。
知らないことだらけだった。
正直、台湾の戦後史をこんなにしっかり知ったのは、今回が初めてかもしれない。
入れ替わり立ち替わり、支配された台湾
番組では、日本による統治、そして戦後の中国国民党政権による弾圧と統制。
外からの支配と内部の混乱を何度も経験しながら、台湾の人たちはそのたびに立ち上がってきた。
苦しい時代を生き抜いた人たちの言葉は、どれも重たくて、リアルだった。
でも、彼らの目はどこか「未来」を見ているように感じた。
そして、半導体立国へ──ハングリーさがすごすぎる
今や台湾は、半導体分野で世界トップレベルの技術立国。
支配を受けてきた歴史のある国が、
「技術」で自分たちの立場を築きあげたという事実に、ただただ圧倒された。
番組の中で印象的だったのは、**生き抜くための粘り強さ**だった。
日本は…どうなんだろう?
台湾の現実を見たあとに、今の日本の姿を重ねると、
なんだかすごく情けなくなってくる。
現状維持、失敗を避ける空気、自己責任の押しつけ。
たしかに日本は豊かだし、平和だ。
だけど、その中で失われてしまった「前に進む力」がある気がしてならない。
歴史と現実と、自分の立ち位置と
台湾のように「歴史に押しつぶされそうになりながら、それでも立ち上がる人たち」って、ほんとうに強い。
そして私は日本で、こうして平和に暮らしながら、
「変わらなきゃ」と思って副業を始めて、毎日バタバタしている。
番組を観て、「もっとがんばらなきゃ」と素直に思えた夜だった。
📺 番組リンク(NHKプラスで期間限定配信中)
バタフライエフェクト 台湾 “逆境”を超えて
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